React.js/React Nativeでのコンポーネントの定義と分割の方法、そしてデータの型に関する問題についての考察を紹介します。
Reactのようなコンポーネント指向Viewライブラリでの実装において、コンポーネントの分割・定義については単純な分解の単位分けではなく、「ユーザがアプリケーションを操作する上でUIをどう捉えどう操作するか」を分析することが重要です。
分析をもとにコンポーネントをオブジェクトに定義したり、単純なGUIの部品などに分類し、それぞれに属する値や操作を整理することでユーザ目線の情報設計・ UI設計を実践できると考えています。
しかし、コンポーネントのpropsやstate、状態管理の値などはプリミティブ型が基本となっています。
これでも基本的な型の恩恵を受けている様ではありますが、アプリケーションの内容や規模によっては値の制限や制約を表しているとは言い難いと思います。
このセッションではそうしたコンポーネントを定義し分割する方法とそれに扱う値の型定義についてValueObjectを活用した方法とその恩恵についてお話できればと思います。