オブジェクト指向プログラミングを学ぶ上で誰もが「クラスの継承」という操作を学び、複数のクラスが持つ共通部分を1つのインターフェースに括り出すために利用してきたと思います。
しかし、ただコードの共通化を目的とした継承は往々にしてアンチパターンとなり、巨大な基底クラスが悪い未来を我々に運んでくることはすでに多くのソフトウェアエンジニアが認識している事実でしょう。
本セッションでは、なぜオブジェクト指向でよく語られる継承という操作がアンチパターンと呼ばれるのか、また本来どういった対応が正しいのかを、サンプルコードを交えて説明します。