Object-Oriented Conference 2020
ショートセッション

弊社のOOPに対する学習アプローチのご紹介

nazonohito51 川島慧 nazonohito51
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OOPの良さは書籍からの情報収集だけではなかなか分かりません。
弊社が過去にオブジェクト指向設計の読書会を実施したところ「現実のプロダクトのどこにどう当てはめればいいのか分からない」といった感想が挙げられました。

そこで一部の有志で「理論と実践をつなげる」という目的を掲げて、読書よりも実践とディスカッションを重視した勉強会を開始しました。
Robert C. Martinの書籍で扱われている給与システムの例を題材に、OOPの知識を活用しながら、実際に動くシステムをモブプログラミングで作り上げています。
またOOPだけでは語ることのできない現実のシステム開発を、CleanArchitecture・DDDなどの知識を駆使し、参加者それぞれの学習のサイクルを回すようにしながら進めています。

今回の発表では読書会・実践による勉強会それぞれを経験した立場から、弊社流のOOPに対する学習アプローチについて皆様が持ち帰れるようになるべく一般化して発表させていただこうと思っております。