エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス2026
通常セッション(20分)

未来が読めない時代の生存戦略:好奇心で学び続ける仕組み

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【発表の概要】

AI以降、技術の変化が速すぎて「何を学べばいいか分からない」「追うほど疲れる」と感じるエンジニアは増えています。本トークでは、その状況で“生きのこる”ために、あえて「学ぶべき」中心の発想をいったん手放し、好奇心起点の小さな学びを習慣化する方法を提案します。私自身、仕事と無関係に「触ってみたい」だけで始めたRustやElectronが、数年後に短納期案件の解決や実装領域の拡張、キャリアの選択肢に直結しました。未来が読めない時代ほど、最適解探しではなく、好奇心から“技術を楽しむ力”が、長く働き続ける基礎体力になります。

【発表の詳細】

このトークは「学習効率を上げる話」ではなく、変化が前提の時代に“学び続けられる状態”を作る話です。AIの登場で、今日のトレンドがすぐ陳腐化しやすくなり、「正しい学び」を選び続けるほど疲弊しがちです。そこで、私は学ぶべきことに自分の興味や好奇心を優先する選択をすることを勧めます。

私は過去に仕事に関係ないけれども「なんかかっこいい」という理由だけでRustを学んでみたり、「Atomってエディタを作っている技術らしいぞ」だけでElectronを触ってみたりしてきました。職場の仲間からは「なんかやってるわ」ぐらいにしか思われていませんでした。しかし、その後超短納期のデスクトップアプリ開発をElectronで解決し、Rustはwasmなど実装の幅を広げるだけでなく、キャリアの選択肢も増やしてくれました。

具体的な方法はシンプルで、行ってしまえば息抜きです。

  1. 個人の勉強時間を好奇心ベースで1日5~30分だけ割り当てる
  2. 自分用にメモする。または誰かに話をする

この短時間の息抜きで「自分だったらどう使うかな」や「どうやったら使えるかな」を一緒にメモをすることで、何かあったときの武器にすることができます。

AIを適切にコントロールするためには、概要を知っているだけでもAIが言っていることが正しいかどうかの判断がしやすくなります。自分の技術の幅を広げるのも「好奇心」ですし、根本的に課題を見つけるためにも「好奇心」がカギとなります。

日々のちょっとした息抜きで皆さんもキャリアを広げてみましょう

【想定する聴衆とその人たちが得られるもの】

想定する聴衆

  • 技術の変化が速く、学び疲れや焦りを感じているエンジニア(特に20〜30代)
  • キャリアの方向性が定まらず、「何を武器にすべきか」迷っている人
  • AI時代に、学び方そのものをアップデートしたい人

得られるもの

  • 点の学びを将来の仕事、キャリアに接続しやすくするマインド
  • 明日から試せる形での習慣化とメモの型を持ち帰ってもらいます

【なぜこのトピックを話したいのか】
自分は仕事で必要のないことを多く学びました。
その好奇心だけで学んだことが後から課題解決のカギになったり、実装の幅、キャリアの選択肢として効いてきました。

AIが発展してきた今、これからもエンジニアとして働き続けるために必要なことは好奇心だと言われています。学ぶことはたくさんあるけれども、好奇心だけで学ぶ「余白」がキャリアにかえって良い影響を与えることになるので、この実感を明日から使える形で共有をしたいです。