貴島 純子
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きのこカンファレンス2025では、「引き際は自分で決める!」というタイトルで発表しました。
そして、「引き際は周囲の人たちと相談して決める」と結論付けました。
その舌の根も乾かぬ昨年末、私は目標を見失い、チームに貢献できない状態になりました。
その背景には、「できることを増やした結果、役割や期待のすり合わせが課題になったこと」がありました。
明らかに引き際を相談するタイミングにも関わらず、想像した通りにはいかず、
「挽回したい」と「潔く辞めるべき」という気持ちが混じり合い、不安定な日々が続きました。
そうした中で、1冊の本に出会い、本来の自分の理想を思い出し、「意義のある行動」を心がけることで、心の中の嵐が静まりました。
そのときの葛藤と、自分の行動の変化、改めて考えた「理想の引き際」についてお話します。
皆さんにもいつか訪れる「引き際」について、少しでも参考になれば幸いです。
皆さんは、引退について考えたご経験はありますか?
私は「きのこカンファレンス2025」で、「引き際は自分で決める!」というタイトルで発表しました。
その時の発表では、「引き際は周囲の人たちと相談して決める」と結論付けました。
その時の私の理想の引き際のイメージは、
というものでした。
私はキャリア採用されて以来、「できることを増やす」という姿勢で行動してきました。
当初は歓迎されていた行動でしたが、できることが増えるにつれ、役割や期待のすり合わせが課題になる場面がありました。
そして昨年末、私は目標を見失い、冷静さを失い、チームに貢献できない状態になりました。
それを認めたくないという気持ちと、このままではいけないという気持ちが混じり合い、
それまで信じていた価値観が崩れていきました。このままでは、居場所がなくなってしまうと感じたのです。
今が、「引き際」を考えるべきタイミングなのか...?
不安に押しつぶされそうな状態のまま、年末年始の休暇に入りました。
休暇に入って業務から離れたことで、自分のこれからの目標について色々考える時間ができました。
これまで、できることを増やすのは、コンフォートゾーンを抜け出すための一つの手段だと考えていました。
しかし、実はその行動こそが私にとってのコンフォートゾーンであり、やらないことを決めることがコンフォートゾーンを抜けることであると気づきました。
そして1冊の本に出会い、本来の自分の理想を思い出すことができました。
「誰かの成長に役立つこと」その視点に立てば、これからの自分の目標を絞ることは、自然とできるのではないか。と思いました。
「意義のある行動」を心がけるようになり、行動が変化し、自分の心の中の嵐が静まりました。
そこで改めて、「理想の引き際」の条件とは何か?について考えました。
自分の引き際は、逃げではなくポジティブな姿でありたい。
昨年の発表時点では、もっとポジティブな形で「自分の引き際」をイメージしていたのですが、実際に引き際を考えたときに、あまりに苦しく簡単ではないことを痛感しました。
そのときのリアルな心の葛藤と気づきを共有することで、皆さんの引退を考える際の参考にしていただければと思いました。
あまりに生々しい記憶なので、発表するかどうか、とても悩みましたが、少しでも誰かの参考になればと思い、プロポーザルを提出します。