エンジニアがこの先生きのこるためのカンファレンス2025
通常セッション(20分)

「今踏み出す一歩は、何よりも尊い」という話

kabukawa kabukawa kabukawa
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私の最初の転職は40代の頭でした。
勤めていたSIerを辞めてSESの世界に飛び込んだのは、昇進して管理職になりたいのではなく、使う人のそばで必要とされるものを作りたかったから。
転職して、現場で要望に答えながら課題解決するのは楽しかったです。
でも何故か「このままで良いのか」という漠然とした不安を感じていたんですね。
そんな時に読んだ、カイゼン・ジャーニーという本の「それで、あなたは何をする人なんですか?」というセリフに衝撃を受けました。
「何でもやるけど、何かが特別できる訳ではない自分」という現実を突きつけられたんです。
これが不安の正体でした。
以来、この問いに対する答えを探し続けていますが、未だに答えは見つからないです。
ただ、同じような悩みを抱えている人に、40歳を過ぎてからでも遅くはないと伝えたいので「今踏み出す一歩は、何よりも尊い」という話をしたいと思います。