圏論(カテゴリー理論)は、「対象」と対象間の「射」(関係性、構造)の集まりからなる「圏」を抽象的に扱う数学理論です。関数型プログラミングで度々登場する「モノイド」「関手」「自然変換」「モナド」の由来であり、さらには「米田の補題」「随伴」「極限」「F代数」「カン拡張」など、より高度な概念が登場します。この発表では、圏論から得られる様々な帰結について、Swiftの文法と型で分かりやすく解説していきます。