このセッションでは、OpenAPIを用いてフロントエンド開発におけるバックエンド依存の最小化する開発手法を紹介します。
OpenAPIはREST APIを記述する標準的なフォーマットであり、yamlまたはjsonファイルを用いてAPI仕様を定義します。
OpenAPIに基づき、バックエンドの実装を待たずにモックサーバを立ち上げます。これにより、フロントエンドの開発者は実際のバックエンド完成前にAPIにアクセスし、開発を進めることが可能です。バックエンドの実装とフロントエンドの開発を分離し明確にAPIを定義することで、迅速かつAPIの齟齬なく開発を進めることができます。
本セッションでは、上記で述べたOpenAPIをフロントエンド開発に利用する方法の詳細を紹介します。また、OpenAPIを効率的に共有し運用していく方法についても紹介します。
TinaCMSというヘッドレスCMSの概要やその特徴、利点についての話をします。
TinaCMSはGitベースのヘッドレスCMSで、Gitのバージョン管理がそのままコンテンツ管理に活かせたり、実際の画面をプレビューしながら、リアルタイムでコンテンツが編集できたりと、面白い特徴があります。
最近私の関わる周りではヘッドレスCMSを導入するプロジェクトも増えてきており、日本ではもっぱらmicroCMSの話をよく聞きます。この流れにのって、他の面白い特徴を持つヘッドレスCMSについても紹介できればと思います。
昨今において、フロント・バックエンドに限らずテストコードは必須のものとなりつつあります。
しかし、このように思ったことがある方は多いのではないのでしょうか?
『プロダクションコードの品質はテストコードが高めてくれるけど、テストコードの品質はどうやって高めればいいの?』
この疑問を解決し、定量的にテストコード品質を測定するための手法がMutation Testです。
このセッションではJestに対して、Mutation TestライブラリであるStrykerを用いて計測を行い、どのようにテストコードの品質を高めていったか?を実際の導入事例を踏まえながらお話ししたいと思います。
【概要】
このセッションでは、ブラウザ拡張機能の開発フレームワーク「Plasmo」と、Cloudflareを活用してChrome拡張機能を作成する手法をご紹介します。
ブラウザ拡張はフロントエンド開発の重要な一部ですが、まだあまり知見が共有されていないと感じます。
今回は、初めての方でも理解できる基本的な使い方を中心に、PlasmoフレームワークとCloudflare Workersの使い方を解説します。
【セッション内容】
優れた生成AI・LLMアプリケーションを開発するには、生成AI・LLMアプリケーションならではのUI/UXが求められることを実感します。
変動的なインターフェースはその一例です。ライティングツールJasperのDynamic TemplateやCognosysのRefine prompt機能では、
ユーザーの入力に応じてより精度の高い出力を得るための動的なフォームを生成し、入力を求める体験が実装されており、ユーザーの意図に対して柔軟なUI/UXが提供されています。
この仕組みは、ユーザーの意図に柔軟なUI/UXというだけではなく、生成AI・LLMプロダクトとして出力のレベルを保つ上でも重要な要素です。
本セッションでは、生成AI・LLMアプリケーションならではの課題や特徴を元に、生成AI・LLMならではUI/UXについてお話します。
Webフロントエンド開発のレビューやテストにおいてUIをコンポーネント単位で表示、実行できるStorybookは大変便利です。
この発表では、 エディタで開いたファイルからブラウザ上のStorybookを素早く開くことができるVS Code拡張機能「Storybook Opener」について、以下の内容などを紹介します
より多くの売り上げを上げるため、多くの企業はマーケティング施策やECサイトの滞在時間・回遊率などに予算とリソースを投入しています。
しかし顧客の購買行動をファネルで見た場合、最も重要なステップである「決済」への注目はあまり高くありません。
せっかく様々な取り組みによって、ユーザーが注文フォームまで到達しても、
システムのエラーやカード会社による意図しない支払い拒否などが発生すると、そこでユーザーは離脱してしまいます。
このセッションでは、Stripeが2022年に実施したオンライン決済フォームに関する調査レポート ( https://stripe.com/jp/newsroom/news/state-of-checkouts-2022 )などをもとに、
「決済フォーム・決済フローを改善することによる、コンバージョン率や売り上げを増やす方法」を紹介します。
「Webサイトを作りたいし、自分でも更新したい。では、CMSはどれをインストールしましょうか」というのは客先でありふれた光景です。納品物に、更新マニュアルも用意して、万全のサポート体勢!
けれど、一度、後ろを振り返ってみましょう。世間には、更新されなくなったWebサイトが溢れかえっています。場合によっては、CMSもインストールされたまま。PHPのバージョンが未だに5.6?!
私たちは、制作時にWebサイトの寿命を見誤っているのかもしれません。そう思い、2019年から、CMSのインストールをやめ、GitHubを中心にユーザの更新環境の工夫を行ってきました。本セッションでは、その工夫と、"ユーザの本当に欲しかったもの"について考えます。
[セッション内で触れる技術ワード]
GitHub/Angular/SSG/型安全性/継続的デプロイメント/Ionic/Capacitor
普段の開発でCSSを書く機会は多いかと思いますが、
その際にCSSが適用される優先順位はどのぐらい把握していますか?
詳細度・ !important・style attribute などは利用頻度が高いため広く理解されていますが、
昨今では Cascade Layer・Shadow DOM・Scoping Styles といった新しい概念が利用可能となり、
従来の知識では説明できない範囲が追加されており、
CSSの適用順序の学び直しが必要な時期が来ています。
このセッションでは、CSSの適用順序 = Cascade Sorting Order について、
新仕様も踏まえ整理すると共に、いままで何気なく利用していたものについても
深堀りした内容についてお話します。
様々な側面で課題のあるフロントエンドプロジェクトを引き継ぎました。
どのような過程・方針でそのコードベースを改善していったかを以下のトピックで共有します。
以下がプロジェクトの概略になります。
※ 本アプリケーションが実現している具体的なビジネスモデルやバックエンドの構成などは伏せさせていただこうと思います。
「Webフロントエンドは混沌としている」と話題となることが増えてきましたが,果たしてそれは事実なのでしょうか?それは「フロントエンドエンジニア」という役割の存在を否定するものなのでしょうか?
私自身が個人でWebの歴史についてまとめたScrapboxを元に、個人的見解を織り交ぜフロントエンドの魅力とそこに携わるエンジニアの役割について発表します.
<話すこと>
・WorldWideWeb登場から現代までのWebフロントエンド発展の流れ
・フロントエンドがなぜ魅力的なのかについて
・フロントエンドエンジニアだからこそできる企業,社会への技術貢献
<話さないこと>
・具体的な技術スタックやフレームワークについての話
<聴きに来て欲しい人>
・自分の役割に迷っているフロントエンドエンジニア
・昨今のフロントエンドに違和感を覚えている方