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講演概要
システム開発、プログラム作成、企画立案、提案作成、これらに共通する最も重要な能力は何か。それは「仮説立案能力」である。
--エラー発生時の原因特定
--顧客インサイトの発見
--説得力ある提案の構築
これらすべてに仮説立案能力が不可欠。しかし、仮説立案は単なる手順を踏めば誰でもできるというものではない。では、どうすれば優れた仮説を立てられるようになるのか?
なぜ「チェンソーマン」なのか
劇場版『チェンソーマン レゼ編』において、主人公デンジは学んだばかりの「プールでの泳ぎ方」から着想を得て、強敵レゼとの戦いを引き分けに持ち込んだ。
このエピソードは、「具体的な体験から得た知識を抽象化し、異なる分野に応用してイノベーションを起こす」という、仮説立案の本質を体現している。
もしデンジが「プールで泳ぐにはこうすればいい」という具体レベルの知識に留まっていたなら、チェンソーの心臓はソ連の手に渡っていただろう。デンジが勝利できたのは、その知識を「水中でも行動できる能力」という抽象概念に昇華させ、戦闘という全く異なる状況に応用したからである。
講演の構成
本講演では、以下の3点について解説する。
なぜ仮説力が重要なのか
デンジの思考プロセスを分解する
明日から使える「仮説構築法」の実践法