エンジニアリングマネージャーになり、プログラミングスキルが低下する不安に向き合う by うっしー

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

エンジニアリングマネージャーになり、プログラミングスキルが低下する不安に向き合う

sudo5in5k うっしー sudo5in5k
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概要

エンジニアやリーダーからエンジニアリングマネージャー(以下EM)への役割転換で直面する課題の一つにプログラミングスキルの低下が挙げられます。
プレイングマネージャーとしてコードを書きながらマネジメントを担うという選択肢もありましたが、私は大企業とベンチャー企業の双方でEMを務めた際、ある程度の期間が経った後、コードを書く業務から退くことを周囲に宣言しました。
初めは、プログラミングから離れることで技術的なスキルが衰えるのではないかという恐れや不安を抱いていました。
しかし、その決断を通して、マネージャーとしての役割に専念し、エンジニアリング組織の成長を促進することに注力できるようになったと感じています。

本セッションでは、当時を振り返りながら不安に対してどう向き合ったか、向き合った結果どうなったかを実体験をもとにお話します。
具体的には以下を紹介します。
・不安の正体と深掘り: プログラミングスキルが低下することの不安を様々な観点から分析し、自身の感情や思考整理につなげます
・EMへの登用・周りから求められていることの理解: EMとして求められる役割を理解し、周囲から期待されることを把握し、自身の新たな価値を見出すことを期待します
・不安を和らげるテクニック・理論の紹介: 不安を和らげる実践的な理論やテクニックについて具体的な事例を交えて紹介します。これにより、自分自身の状況に応じた対処法を持つことができます

このセッションを聞いて、コードを書かなくてもエンジニアリングマネージャーとして新たな役割に適応し、不安ではなく自信を増幅して業務に取り組めるような処方箋になれば幸いです。

Learning Outcome

対象聴衆
・EMに興味があるエンジニアの方
・自身の役割や価値を見直したいEMの方
・業務負荷からコードを書く時間が減っているEMの方
得られること
・EMとしての新たな価値の見直しやふりかえりの機会提供
・プログラミングスキル低下やキャリアへの漠然とした不安の解消