Engineering Manager Conference Japan 2025
採択
2025/02/27 15:30〜
ホールA
セッション(40分)
登壇者

サバイバルモード下でのエンジニアリングマネジメント

konifar こにふぁー konifar
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概要

2023年1月に VP of Enginnering というロールを引き受けた時、経営/プロダクトともに難しい状況下にあり、エンジニアも5人退職することが決まっていました。

そのようなサバイバルモード状態から今まで、事業や組織に対してやっていったこと、うまくいったこと/いかなかったことを振り返ります。
どちらかというとうまくいかなかったことの方が多く、かつ実は今もまだサバイバルモードから完全に脱しているかというと怪しいところではありますが、少しずつ少しずつよい方向に進めてきています。

この発表では、本やブログではあまり聞けないような厳しい状況下でのエンジニアリングマネジメントを、なるべく疑似体験できるように話していきます。
自分自身の振り返りの機会にすることはもちろん、皆さんが今後同じような状況になった場合にどうするか想像しながら聞いてもらい、血肉としていただけるような内容を目指します。

以下のような内容を盛り込んでお話する予定です。

  • 自分自身も納得がいかないような経営/プロダクトの方針が伝えられた場合にどうするか
  • 新規の採用活動を一時的に止めることになった時の動き方
  • あの時知っておきたかったPLと予算、投資の考え方
  • エンジニアリング組織以外の隣接領域に根っこの課題があると感じた時にやったこと、やるべきだったこと
  • キーマンに退職を切り出されたらどうするか
  • 今最初に戻れるならやっておくべきこと、今からでもすぐに取り組んでいくこと

Learning Outcome

  • サバイバルモード下で半ばパニックになりつつ踏ん張っているマネージャー、チームリードに対して、N=1の体験談と勇気を提供します
  • マネージャーロールを担っている方に対して、実体験せずに済むに越したことがないようなナレッジと疑似体験を提供します
  • エンジニアリング組織以外に根っこの課題を感じているがどうすればいいかわからない無力感でつらくなっている人に対して、引き出しの一つとなるような動き方を提供します
  • 他社のうまくいったマネジメントエピソードを見聞きして凹んでいる人に対して、たぶん皆そんなことばかりじゃないよと思えるような愚直でリアルな話を提供します