EMを目指した若者の戦略をふりかえる。そしてVP、CxOを目指すこれからの戦略について by yigarashi

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

EMを目指した若者の戦略をふりかえる。そしてVP、CxOを目指すこれからの戦略について

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概要

わたしは2019年に新卒でエンジニアのキャリアをスタートしました。開発を取り巻く様々な側面に触れて、どれも面白く感じました。それらを広く見渡してチームを引っ張る仕事がしたいと思ったことを覚えています。幸運にもEMというキャリアが広く認知され始めた時期でした。わたしはエンジニアリングマネージャーを目指す若者の戦略というブログ記事に自分のキャリア戦略をまとめ、現在に至るまで一直線でEMキャリアを歩んできました。今は複数事業を管掌するEM of EMsを務めています。

このトークの前半では、キャリア戦略に沿ってEMを目指し、そしてEMとしてのスキルを磨いたこれまでをふりかえります。以下のようなトピックについて話します。

  • 「EMの4象限」とその威力
    • 自分の経験と能力を分類する価値
    • 全体像を知ることで機会を活用できる
  • 最速でEMになるまでの道のり
  • 進むほどに際立つ「マネージャー」としての側面
    • 「マネジメント」の勉強が自分を強くした
    • コードを書かなくなった不安に打ち勝つ

そして後半では、VP、CxOを目指すこれからの戦略について話します。もちろん自分には、今のポジションでEMとして学べること、果たすべき責任がまだまだあります。しかし、今いるところがひとつの山の頂上であるのも事実。次のキャリアを見据えて、以下のようなトピックについて話します。

  • そもそもVP、CxOなのか
    • 組織規模を追い求めるキャリアへの警鐘について
    • 自分の強みとVP、CxOについて
  • EMキャリアに学ぶ具体的な戦略
    • 「組織」「技術」「事業」という全体像
    • どんな機会が自分の先に待っているか

Learning Outcome

EMの育成と成長、そしてその先のキャリアについて考える全ての人が対象です。新卒からEMを一直線に目指した様子を共有することで、EMキャリアを歩む人たちに刺激を与えながら、EMの育成と成長に関するヒントを提示します。またEMというポジションが一般化した昨今、その先のキャリアは依然として不透明だと感じます。N=1の考えを投じることで議論を起こし多くの人の展望が開けることを目指します。