組織形成において、最も重要なこととして採用活動が挙げられます。EMの仕事の1つとして日々採用活動を行っている方も多いのではないでしょうか。
私自身2回の起業経験の中でエンジニアが自分1人の所から、数十人規模の組織に至るまで組織を拡大させ、その中で母集団の形成や、選考フローの構築、面接など幅広く採用業務を行ってきました。
多くの企業が採用活動を行う中で、エンジニアの採用市場は苛烈し、難易度があがってきていると感じます。
そんな中で、皆さんの会社はどんなエンジニアに入社して欲しいか、採用に関わる全員が正しく把握できていますでしょうか。
また、選考フローではどんな採用基準を用いて選考を実施し、候補者の評価を行なっているでしょうか。
私は採用を進める上で、EMの方々が組織の現状や開発文化、求める技術水準をしっかりと把握し、採用フローや選考内容、評価基準を設定するべきだと思っています。
本発表では、組織をグロースさせていくために、自社に合った人材を見極め、どのようなアプローチで採用していくか、各選考ステップでの考えや、それに基づいた採用の実践・改善方法を、私が所属するスマートバンク社の事例をもとにお話しします。
CTO / VPoEの方がどんな方針で採用フローを組み上げ、メンバーを巻き込みながら実践していくのがいいか?既に採用プロセスに関わるEMが、どう面接をブラッシュアップしていけばいいか?そういった部分で示唆のある内容を提供します。
具体的な発表トピック
・会社の文化や行動基盤、コアバリューに即した面接方法の構築方法
・構造化面接の導入による、ブレのない一貫した基準での面接評価の方法
・選考フローや面接内容のブラッシュアップなど、採用自体のPDCAサイクルを上手く回す方法