明日のコミュニケーションから「絶対こうだ」ではなく「相対こうだ」も意識して話してみませんか?
エンジニアリングマネージャーの重要な役割には、チームの意思決定やディスカッションの場でのナッジングやファシリテーションが含まれます。その際に求められるスキルが、他者への最大限の配慮を持ち、議論や組織全体を前進させるコミュニケーションスキルです。
私は、2024年3月にフルスタックエンジニアからエンジニアリングマネージャーに就任しました。現在、私たちの組織はエンジニアが10名以下の小規模なチームであり、私はプレイヤーとしての役割も担いながら、組織の成長を支えるスクラムマスターの役割も果たしています。この立場で1年間にわたり得た最大の学びは「自分が発信する際の立場を明確にすること」です。
例えば、自分がプレイヤーとして話すべきなのか、マネージャーとしてなのか、あるいは組織の一員として話すべきなのかを意識することが挙げれます。また、発信する内容についても「絶対的な意見」と「相対的な意見」を区別し、それぞれを適切に伝えることも非常に重要と考えております。このようなコミュニケーションを意識することで、私たちの組織は高い生産性を維持し、Findy team + awardやShopify Partner of the Year 2024 - Japanの受賞など、この1年間でプロダクト・組織ともに少しづつ対外的に認められるようになりました。
本セッションでは、私が学んだ組織成長のためのコミュニケーションに対する学びを、私たちのプロダクト開発や組織の成長の経緯も含めてお話しいたします。
対象となる方:
・小規模組織のエンジニアリングマネージャーや近しい役割の方
・スクラムマスターなど、多くの場面でファシリテーションを行う方
・将来的にエンジニアリングマネージャーやスクラムマスターを目指す方
このセッションを通じて得られるもの:
・私たちの失敗から得たエンジニア組織の成長やマネジメントの学び
・明日からのコミュニケーションに変化をもたらす新しい意識や視点