急成長する開発チームをパフォーマンスを落とさずにスケールアップさせた事例 by ham

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

急成長する開発チームをパフォーマンスを落とさずにスケールアップさせた事例

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概要

開発チームの急成長は、多くの企業にとって大きな課題です。コミュニケーション不足や生産性低下など、様々な問題が発生し、チームのパフォーマンス維持に苦労するケースも少なくありません。

本セッションでは、私がEMとして経験した開発チームの急成長と、それを乗り越えるための戦略についてお話します。
シニアメンバーのみで構成されたチームから始まり、ジュニアメンバーの受け入れ、10名を超えるチームでの課題、そして複数回のチーム分割(1→2→3→4→6チーム)に至るまで、様々な局面で直面した問題と、それを解決するために実践した施策を具体的に紹介します。

セッションのテーマ

  • チームの変化: シニアメンバーのみのチームから、ジュニアメンバーの受け入れ、10名を超えるチームへと変化していく中で直面した課題と解決策を紹介します。
      - ジュニアメンバー受け入れのためのオンボーディングや育成の仕組みづくり
      - デイリースクラムの形骸化への対策と失敗
      - オーナーシップが発揮しづらい原因の特定と対応
  • 複数回のチーム分割: 1→2→3→4→6チームへと分割する過程で得られた知見を共有します。
      - コンウェイの法則、チームトポロジーを考慮したチーム分割の実施
      - チーム分割によるコミュニケーションパス増加への対策
      - 必要十分なチーム間の情報共有や連携の仕組みづくり
      - アラートや問い合わせなど、落ちやすいタスクを確実に処理するための仕組みづくり

本セッションでは、これらの経験を通して得られた、急成長する開発チームを成功に導くための具体的なノウハウをお伝えします。

Learning Outcome

  • メンバー構成ごとの開発チームに必要な仕組みづくり
    • シニアメンバーのみで構成されているチーム
    • ジュニアメンバーを含むチーム
  • チーム分割のうまくいった事例・うまくいかなかった事例
  • 組織全体の開発量を増やすために実践しようとしていること