私は2年ほど前にエンジニアリングマネージャーになって、エンジニアリングマネージャーの仕事とこれまでのエンジニアの仕事ととの違いに困惑しました。
例えば、評価制度を0から作って運用したり、マネージャーという立場で1on1を実施したり、チームや組織の設計をしたり...etc
未知の分野の知識が必要になるだけでなく、エンジニアリングマネージャーの仕事の対象が人や組織に移っていき、不確実性が大きくなり、成果が見えるまでの時間が長くなりました。そして小さく早く検証することの難しさを感じていました。
見るべき範囲が広くなり、果たすべきミッションも抽象的になり、解かなければならない課題が多くなりました。自分にとって未知の領域で、できる限り仮説や施策の良い選択をしたい...そう思っていました。
本や論文、web上に存在する記事で得た知識を持って挑むことに加えて、私はより現場に近い実践知を吸収し、エンジニアリングマネージャーの取り組みの成功確度を上げるためにも外部のVPoEの方に入ってもらっています。
しかし、そのような方に入ってもらったから安心...というわけにはいきません。
外部の専門家を招いた私たちが目的や関わり方のスタンスを蔑ろにしていると雑談で終わったりと実のあるプロセスに至らず、お互いにとって不幸な結果を生んでしまいます。
このプロポーザルでは、外部のエンジニアリングマネジメントの専門家を呼ぶことのメリットに加えて、専門家とどうやって関わっていったら成果に結びつく知見を引き出すことができるのかをお話しします。
対象とする方
得られるもの