Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

Tech Value を組織に根付かせる 〜浸透への挑戦とその実践〜

shioyang 塩谷知宏 shioyang
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概要

ログラスでは、2024 年初めに「Tech Value」を策定しました。しかし、バリューは単に策定するだけでは意味を成しません。真に価値を生み出すためには、組織に浸透させ、日常業務で活用されることが不可欠です。このセッションでは、バリューを組織全体に根付かせ、エンジニア組織の意思決定や行動の基盤として活用するために行った具体的な施策を共有します。

取り組みのポイント

  1. 有志による推進チームの募集
    • メンバーの自主性とリーダーシップにより、バリュー推進の核となるチームを編成
  2. 判断基準を整理したガイドラインの作成
    • Tech Value を実際の意思決定に活かすため、ガイドラインを整備し、全員が一貫した判断基準で行動できるようサポート
  3. 理想状態を考える発散会の開催
    • メンバー自らが理想のバリュー活用シーンを描くことで、具体的な実行アイデアが生まれ、共通のビジョンを育成
  4. 事例紹介
    • 組織朝会で具体的なバリュー活用事例を紹介し、成功体験を広めることでエンゲージメントを促進
  5. バリュー発見ワーク
    • 組織朝会での簡単なワークを通じ、バリューを自らの言葉で捉え直し、日常業務への適用方法を考える機会を提供

Learning Outcome

  1. バリュー浸透の実践的な手法の理解
    • バリューを単なる理念ではなく、日々の意思決定や行動指針として浸透させるための具体的な手法を知り、ご自身の組織での活用方法を検討するきっかけを得られます
  2. エンゲージメントを高める推進施策のアイデア取得
    • メンバー参加型のワークショップなど、エンゲージメントを高める具体的な施策を理解し、他のバリュー活動や文化醸成活動にも応用できるヒントを得られます
  3. Tech Value 活用の成功事例から得られるインスピレーション
    • 実際のバリュー活用事例を通じて、どのようにバリューが業務に貢献しているかを知り、ご自身のチームや組織でのバリュー活用の可能性をイメージすることができます

関連リンク

急拡大するログラスのエンジニアリング組織のTech Valueを策定しました