Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

越境し続けていたら、EMから代表取締役副社長になっていた話

田野晴彦 hikoharu06

概要

株式会社エンペイで代表取締役 副社長をしています。全社で50名ほど、エンジニア組織は15名ほどの規模感です
私は元々は共同創業をしたCTOでした。CTOといってもたった2人の会社なので、エンジニアとしてひたすらコードを書いてプロダクトを作る日々でした
そこから業務委託や、正社員のエンジニアを採用してチームのマネジメントをしている内にEMとしての振る舞いをするようになり、
さらに拡大していくといわゆるCTOとして振る舞うようになりました

私のキャリアでユニークなのは、さらにCTOから代表取締役 副社長になったというところかと思います。
今でも開発組織運営に責任を持ちつつ、ファイナンスや組織開発、アライアンスなどさらに領域を広げています。
これらは常に事業に貢献するためには?という1つの問いを立て、変化の激しいスタートアップの環境下で自分の職責を意識し、さらにそこから越境していった結果だと思っています
またこれらを経験する中でEM、CTOとして獲得したスキルはファイナンスなど他領域でも抽象化すれば意外と使えることを発見しました(逆に全く親和性のない領域も発見しました 笑)
事業貢献が第一と言いつつもEMのスコープで限界を感じる、ただそこから越境していく術やマインドが見つからないという問題は数多く聞き、1つのヒント、ユースケースとして参考になればと思い、お話できればと思います。

Learning Outcome

エンジニア、EM、CTOとして活躍のフィールドをさらに広げていきたい方に実例を踏まえて、自分の持つ専門性の事業への活かし方、今後のキャリアの参考になればと思います。