人事評価制度をきっかけに組織を変革する。制度の設計/導入/運用 にエンジニアリングマネージャーとしてどう関わってきたか by とりい

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

人事評価制度をきっかけに組織を変革する。制度の設計/導入/運用 にエンジニアリングマネージャーとしてどう関わってきたか

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概要

人事評価制度は組織や個人の成長に大きな影響を与えるものであり、ピープルマネジメントを担当するマネージャーにとっては真っ向から向き合うべき重要な制度になります。一方で、現場に合わない制度や複雑な制度、メンバーへのフィードバックや周辺組織とのキャリブレーションなど悩みも絶えません。
私はEMとして、これまでに以下のような会社規模や組織の歴史が異なる2社で人事評価制度の設計(改定)・導入・運用に関わる経験を積む機会がありました。

  • 1社目: プライム上場企業のグループ事業会社内に創設されて間もない内製開発組織
    • 1社目ではエンジニア向けの目標管理と評価制度を新規に策定しました
  • 2社目: 10年来のWebサービスを運営するベンチャー企業のプロダクト開発組織
    • 2社目では複雑化していたプロダクト開発組織の人事評価制度を全社の人事評価制度と接続できるようにスリム化させました

2社に共通することはチームでプロダクト開発を行い、組織として成果の最大化と成長を目指していることです。一方で制度変更の方向性は対照的で1社目では制度への足し算を行い、2社目では引き算を行っています。

本セッションでは上記経験を振り返り、以下のような内容について話すことで、人事評価制度の在り方や運用に悩む方々に未来へのきっかけを提供できればと考えています。

  • 各組織で人事評価制度の Before/After
  • 期待した効果 〜誰のための/何のための制度なのか〜
  • 導入までの工夫 〜関係各位との付き合い方〜
  • 運用時の工夫と反省 〜結局は運用〜
  • 今後取り組みたいこと

Learning Outcome

  • 人事評価制度の在り方と運用を考えるヒント
  • 影響範囲の大きな制度を変える際の導入ノウハウ