Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(40分)

ビハインド状態から始まるマネジメントの話

mao_instantlife 阿部信介 mao_instantlife
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概要

プロジェクトで設定されている納期を果たせずに、お客様とも社内のステークホルダーとも関係性が良くない。ステークホルダー、ビジネスパートナーを含めて心理的安全性が確保できない。その結果、チームに大きな負荷がかかり、労働時間も長くなりメンバーの健康も損ね、生産性も落ちてしまう。そのようなビハインド状態の開発チームを立て直すために、エンジニアマネージャーとして何をしたら良いでしょうか?

登壇者である私は、リリースが半年延期し、ステークホルダーからの横槍も多く入り、労働時間も超過することが多くなって疲弊し切ったチームに途中からマネージャとしてジョインし、そのチームを立て直した経験があります。

本登壇では、私がエンジニアマネージャーとしてステークホルダーから権限を移譲してもらい、短期でチームと一致団結してリリースをやりきることで信頼を得て、その後チームでの生産性を改善し、最後にはエンジニアマネージャーが居なくてもまわるチームを作った事例をご紹介します。

Learning Outcome

  • ビハインド状態を把握し、マネージャとしての取り組みを検討するためのヒント
  • 理想的なマネジメントが難しい時に取る段階的なアプローチのヒント
  • チームがステークホルダーから信頼を得るための活動
  • 見守るだけではどうにもならない状態でのマネージャの振る舞いに対するヒント