1行のコードから社会課題の解決へ: EMの探究、事業・技術・組織を紡ぐ実践知 by 熊谷 遼平

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(40分)

1行のコードから社会課題の解決へ: EMの探究、事業・技術・組織を紡ぐ実践知

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概要

エンジニアリングにおける開発生産性の追求から始まり、事業価値、そしてその先の社会的価値(インパクト)への思いを馳せながら、インパクトスタートアップにおける価値創造のプロセスと、それを支えるエンジニアリング組織の文化醸成について、具体的な実践知を共有します。

▼ 具体的な内容 

  • ① 事業軸:企業価値からエンジニアリングの開発生産性まで、その方程式を紐解く。EMに求められる事業視点や戦略定義、構造分解について解説
  • ② 技術軸:開発指標(FourKeys)と組織能力(DORAケイパビリティ)を活用した生産性向上の取り組み。定量的な可視化から改善施策の実装まで、具体的な学びを共有
  • ③ 組織軸:EMが向き合う3つのマネジメントサイクルの解説。継続的な目的達成とモチベーションの関係性を構造化し、エンジニア組織の課題発見と文化醸成への取り組みを紹介

▼ INDEX

① 事業軸

  1. 突如、EMに求められる事業視点!?
  2. エンジニアリングにおける「戦略」とは?
  3. エンジニアリングと事業価値、社会的価値の方程式
  4. 開発生産性の方程式の構造分解

② 技術軸

  1. 「開発生産性」を掲げた背景
  2. ケイパビリティの課題を発見する ( 定性軸での課題発見 )
  3. 開発指標の現状把握と普及推進 ( 定量軸での課題発見 )
  4. FourKeysの導入を振り返る
  5. コードと価値を中心に据える

③ 組織軸

  1. EMが意識する3つのマネジメントサイクル
  2. マネージャーの役割を明確にする
  3. 事業成長の源泉となる文化醸成を根幹に据える
  4. エンジニアリングに意義と楽しさを見出す
  5. 組織課題を構造化して整理する

Learning Outcome

▼ 対象者

  • 事業価値とエンジニアリングの接点に悩むEM
  • インパクトスタートアップや中規模企業でエンジニアリングマネジメントを担当する方々
  • 組織の成長と技術的な進化の両立を目指すエンジニアリング組織のマネージャーや責任者

▼ 得られるもの

  • エンジニアリングと事業価値、社会的価値を接合する方程式
  • 開発生産性向上に向けた方針策定とケイパビリティの課題整理、効果測定の視点
  • エンジニアリング組織の文化醸成と成長を促進するための構造