Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

触媒としてチームをつなぐ技術

irisuinwl Kudo Jumma irisuinwl
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概要

個のメンバーは優秀で、アウトプットは出ているはずなのに、目的の共有が不十分であったり、チーム間の交流や有機的なつながりが生まれず、いまいちアウトカムが出ない、エンゲージメントが低いように感じたことはありませんか?

例えば、チームや職能が発揮するバリューがわからない、企画発案プロセスにチームメンバーが不在で達成したいマイルストーンの目的が不明になってしまう、という課題がよくあります。そういう状況に足りないのは、人とチームをつなぐ「触媒」の存在です。

私はエンジニアリングマネージャーとして、異なる役割・職能の3つのエンジニアチームに関わりながら、存在する課題を探り、現状をアセスメントし、信頼関係を構築しました。
そして、組織のバリューストリームを考え、3つのチームがコラボレーションしながら、自律的に課題発見を行える状態をつくりました。

本トークでは、その過程で行ったプラクティスと、何を考え、どのように行動して解決に導いてきたかの実践ナレッジをお話しします。

Learning Outcome

対象とする聴者

  • チームに課題を持つメンバー、チームリーダー、マネージャー
  • チーム間のつながりを深めたいと苦労している方

本トークで得られること

  • 信頼を獲得する: チームメンバーから信頼を得て、同じ目線で語れる状態を作るためにはどうするか
  • チームをモニタリングする: 日々のチームイベントや1on1からチームが抱える課題や状況をどのように把握するか
  • チーム組成の実践: 抱えてる課題を解決するために施策を行い、チームに変化を起こして結果としてどのようなチームとなったか
  • 触媒としてチームをつなぐ振る舞い: チーム間を結びつけ、チーム全体の成果とつながりを促進するためにどのように行動するか