私は、十数年のWebアプリケーション開発やRuby/Railsでの開発経験を持っています。
そのような経歴のEMとして、技術的な知見を持つ一方、チームにどう関わるべきかで悩む場面が多くあります。Ruby/Railsの知見が不足しているチームに対し、技術的な視点を伝えつつも「お節介」と思われないよう慎重にアプローチしてきました。このセッションでは、適切な距離感とアプローチしていくこと、そして自身のテクノロジーマネジメントの役割の委譲を実体験に基づき共有します。
当時私が担当していたプロダクトは6チームで1つのRailsアプリケーションを開発していました。多人数の開発チームでは異なるバックグラウンドを持つチームメンバーも多く、RubyやRailsの知見を伝える必要がある場面もありました。さらに、私自身がEMの立場で異動するにあたり、技術的知識が継続的に活用される体制を築く必要がありました。このセッションでは、技術的な知見を各チームへ伝え、引き継ぎの難しさを克服するための具体的な手法や工夫についてお話しします。
想定聴者
得られる学び