新米エンジニアリングマネージャーの挑戦 - SREチームの存在意義を再定義し、社内外での信頼を築くまでの半年間 by 今本 光

Engineering Manager Conference Japan 2025
セッション(20分)

新米エンジニアリングマネージャーの挑戦 - SREチームの存在意義を再定義し、社内外での信頼を築くまでの半年間

imamotohikaru 今本 光 imamotohikaru
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概要

「チームの存在意義をどう再定義するか?」

これは2024年10月にSREチームのエンジニアリングマネージャーとして新たな立場に立ったとき、私が直面した問いです。
技術的な貢献を積み重ねてきたものの、社内でのプレゼンスや信頼がまだまだ十分ではなく
組織横断的に影響力を発揮しなければいけないSREチームのEMとして、これまでとは異なるアプローチが求められていると実感しました。

本セッションでは、SREチームのミッションとビジョンの再構築を通じて、
横断組織が開発組織全体にどう貢献しうるかを明確にするための実践的なアプローチを共有します。
以下の3つの柱を中心にお話しします。

  • 存在感と影響力の発揮: 「月刊SRE」の発行、「SREトーーク」の発信を通じて、チームのプレゼンスを向上させる
  • 信頼関係の構築: コラボレーションモードで開発チームと協働して、他チームとの結びつきを強化
  • 開発組織のペインの特定: 全部署ヒアリングを実施して解決へのロードマップを描く

セッションの中で、「プロダクト4階層」モデルを活用したミッション/ビジョンの再定義や、影響力を広げるための施策から得た教訓を紹介し、
チームの存在意義を効果的に再定義するための事例を提供します。
これからEMになろうとしている方、あるいは横断組織のリーダーとして影響力を発揮したい方々にとって、価値ある実例と示唆をお届けできれば幸いです。

Learning Outcome

対象聴衆:

  • EMになりたての人、EMを目指している人
  • 社内外へのアピールと信頼獲得、他チームとのコラボレーションに課題を感じている横断チームのEM

その人たちが得られるもの:

  • 新米EMが半年でどのようにチームを軌道に乗せたか(もしくは乗せられなかったか)のサンプル事例
  • 横断組織の社内外プレゼンス向上・信頼貯金・コラボレーション強化のために効果的な(もしくは効果の無い)アクションやマインドセット