Dockerが誕生し、コンテナが一躍インフラ系話題の技術となったころ、Linuxのコンテナはカーネルのcgroupという機能を使って実現しているという風に紹介されたcgroup。これは間違いですが、今ではLinuxでコンテナを動かす場合に不可欠の技術であるだけでなく、Linuxを起動する際にも不可欠な機能になりました。
不可欠になったために、Linuxカーネルには改良版であるcgroup v2が実装され、実運用環境でもv2が使われるようになりました。cgroupで何が実現できているのか? v2で何が変わったのかを詳しく解説したいと思います。
昨年、大吉祥寺.pmではコンテナの歴史を紹介しました。昨年の発表動画を見て今回の発表を聞くと、きっとLinuxコンテナ完全に理解した人になれるはずです。
Linuxのコンテナ技術ヲタクが、技術に特化した話を早口で語ります。