様々な技術が生まれては消え、驚くべきスピードでソフトウェアテクノロジーは進化しています。ソフトウェアを競争優位性の源泉とするテック企業がビジネスをリードしています。こういった背景から、ITエンジニアの職種もアーキテクト、エンジニアリングマネージャー、SREエンジニア、QAエンジニアなど多様化が進んでいます。
若手のエンジニアと1on1をしていると、選択肢が多すぎるがゆえに、将来のキャリアイメージやそこへ至るキャリアプランをうまく描けないという悩みを持っている人が多いように感じます。
このセッションでは、技術者として将来のキャリア像の描き方や、キャリアップのためにどのように学習と成長をしていくとよいかなどをお話しします。
本セッションでは、同じ会社のメンバーに登壇依頼や共に準備することで職能間の境界を越えて交流することができ、私の社内でのコミュニケーション量が増加してきた話をします。
私は、所属企業主催の勉強会をいくつか企画し開催してきました。社内でも勉強会をいくつか開いています。開催した勉強会のテーマはそれぞれ異なっており、私が開催したいと思った勉強会を勢いで開催しています。
しかし、最初は私が開催するとは思っていませんでした。私が所属している会社は職能ごとにチームが分かれており、プロジェクトによっては他の職種のメンバーと話すことがないこともあります。
しかし、今では職種が異なるエンジニアとも勉強会をきっかけに交流し、関係を継続することができています。
本セッションを通して、自身の技術領域外の勉強会を開催することで得られる職能間の境界を超える楽しさについてお話しします。
自分のこれまでのキャリアは、みなさんが経験した新卒5,6年目の頃と比べてもかなり珍しい、かつ「よく生き残れたな」という経験をしている自信があります。
1年目にして入社1週間にしてぼっちで客先常駐へ。
3年目にして所属していた会社がM&Aにより消滅。
5年目にして自らの意思での転職を経験しました。
ここまで、奇数の年に困難が訪れています。
そして来年、自分は新卒7年目となります。そう奇数の年です。
果たして、7年目にしてどうなるのか…???
このセッションでは私ごとながら、先に話したような「よく生き残れたな」という逆境をどのようなメンタリティでどのように乗り越えてきたのか。そこから何を学んだのか。そして、これからのキャリアをどう考えているのか。
これらについてお話しさせていただこうかと思います。