仮想発声器官による声を用いた情報伝達の冗長化 by shunsock

YAPC::Hiroshima 2024
ライトニングトーク(5分)

仮想発声器官による声を用いた情報伝達の冗長化

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人間は他者と情報交換する際に、脳で思考し文章を構築した後、喉などの肉体的な組織を用いて発声しています。発声した音声は相手の脳へに耳や骨を通じて送り込まれます。

近年ではSlackやMS Teamsをはじめとするテキストのみでの情報交換の機会が増加傾向にありますが、依然として発声することによる情報交換の割合は多いです。実際、リモートワークでもZoomやGoogle Meetsを利用している方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、人間に発声器官は一つしか搭載されていません。なので、ここで障害が発生すると重要な情報交換手段を失うことになります。

そこで、本セッションでは、人間の発声器官に依存しない、仮想的な発声器官を構築します。さらに、そのシステムを用いて、対面での会話やオンラインミーティングを行う方法を紹介します。