チームでWebサービスを開発する場合、複数の機能やデータを持つブランチが並行して開発されます。チームのメンバーなら職種を問わず、好きなだけブランチ別の環境を起動できる仕組みがあると、開発と動作確認のサイクルを高速に回すことができます。
そのような仕組みを実現するために、IaCでサーバーリソース一式を丸ごと構築すると、起動までの時間や金銭的なコストが大きくなってしまいます。
mirage-ecs(github.com/acidlemon/mirage-ecs)は、Webサービスの検証環境を誰でも、何個でも、低コストで立ち上げるためのOSSです。 「環境」はAmazon ECSのタスクとして数分で起動し、専用のURLでアクセスできるようになります。
開発者がその原理と実装、数十人の開発チームを持つ複数プロダクトにおける運用で得られた知見についてお話します。