Kubernetesの採用は、複数チーム、マルチクラウド、異なるスタックを持つ組織にとって複雑な課題です。本セッションは、これらの課題を解決するアプローチを提示します。プラットフォームエンジニアリングの原則とKubernetesへの適用を軸に、OSSとベストプラクティスを活用した解決策を紹介します。Helm、Tekton、Argo CDなどを統合したプラットフォームの構築方法を解説し、開発チームの認知負荷を軽減しつつ、生産性を向上させる戦略を探ります。さらに、ソフトウェアリリース手法や、デリバリーメトリクスを用いた最適化戦略も紹介します。CrossplaneによるマルチクラウドインフラやKnative ServingとArgo Rolloutsを活用した段階的アップグレードなど、クラウドネイティブ環境の実現に向けた技術も取り上げます。とにかく盛って今のクラウドネイティブを紹介します。
現在YAPCを始め、たくさんの技術コミュニティが存在します。そして技術コミュニティにはスキルアップはもちろん、他の技術者との交流や新たな「好き」の発見、そして新たなキャリアの開拓など、参加者の未来を拡げる数多くのメリットが存在します。(実際、私も技術コミュニティを通して、数多くの「好き」の発見やキャリア開拓などを実現できました)
しかし、技術コミュニティに興味は持っていても「なかなか第一歩が踏み出せない」「自分には難しそう..」という方も多くいると聞きます。(私も最初はそうでした)
そこでこのセッションでは、AWS Community Builderである私がどのように技術コミュニティに参加・貢献するようになったのか、そして技術コミュニティにはどんな魅力があり、技術コミュニティを通してどのように自分の未来が拡がったのかなど、技術コミュニティの魅力やメリットをお話ししたいと思います。
ソフトウェア開発におけるテストの重要性は言うまでもありません。一方で、テストフレームワークやテストツールにおいてテストを書く以外の側面を掘り下げることはあまり多くありません。
本発表では私が所属するLaunchableでの様々なテストフレームワーク/ツールをサポートしていく中での経験から、テストフレームワーク/ツールの現状と課題および今後の未来に向けた進化の方向性について議論します。
話すこと
深く話さないこと
アプリケーションの設計・開発において、「セキュリティ」は必須であり、AWSの「Well-Architected Framework」においてもセキュリティは最重要項目として挙げられています。
ただ、AWSには「Secrity Hub」など本格的なセキュリティ関連のサービスがあるのは知っていても、なかなかアプリベースでサクッと出来る対策が分からない...という方もいらっしゃると思います。
そこでこのセッションでは、「アプリベースで出来るセキュリティ対策の第一歩」として、ECS FargateやAWS CDKなどで実施できるコンテナセキュリティ対策の基本を紹介したいと思います。
なおこのセッションでは「第一歩」ということもあり、「(ほぼ)無料で」「手軽に」導入できる手法を中心に紹介します。
皆さんにとって、セキュリティ対策の第一歩を踏み出すきっかけになればと思います。
Debounce 処理というのはクライアントでよく使われる技術です。 高頻度で呼び出されるイベント(キー入力やマウスの移動、ウインドウのサイズ変更)などを制御するテクニックのひとつです。たとえばJavaScriptのライブラリLodashに実装されていたりそれなりにクライアント側では使われる技術です。
そんなDebounce処理をサーバサイドで実装したので、そのお話をしようと思います。
Debounce処理自体の説明から、 クライアントで処理すべきものをなぜサーバサイドで実装しなくてはいけなかったのかの背景の説明、 実際にどうやって複数のサーバで実装しているのか、なぜ3回も実装したのか、そして4回目の実装の構想などをお話します。
カンファレンスでは、「これをやらずにはいられない」という情熱を燃やし、昼夜問わず邁進する人々との出会いがあります。自分も変わりたい、なにかを成し遂げたい。でも、何かって?
やりたいことがあるわけではないけれども、ずっと今のままではいけないという焦燥感があるーー。自分もかつてはそうでした。リーマンショックによる早期退職という後ろ向きな理由での転職を経て、目の前にある仕事をこなしていく日々。
けれども目の前の仕事と向き合い、やりきり、そのことで自信を得る繰り返しの中で、私のキャリアは変わっていきました。いつのまにか自らコミュニティに飛び込んだり、ワクワクする目標をつくろう!と呼びかけるようになったり、開発組織のアジャイル導入推進を牽引したり・・・。
そんな、検査と適応を繰り返しながら変化してきた私のキャリア戦略が、かつての私と同じようなキャリア迷子の方が一歩ふみだすきっかけになれば幸いです。
OSS開発ってなんかかっこいい感じします。僕は、GitHubでスター17Kを超える化け物ソフトのクリエーターでありメンテナをやっています。
楽しいけど、憂鬱になることもあります。そしてたぶん、それを皆さんは全然知らない。言ってこなかったし。なのでそれを、初めて話します。
でもOSS開発をやっていて思う。OSS開発は面白い。