Goから学ぶ後方互換性を維持して未来につなげる方法 by tenntenn

YAPC::Hakodate 2024
トーク (40分)

Goから学ぶ後方互換性を維持して未来につなげる方法

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Goは2012年に1.0がリリースされる際に後方互換を保つルールが設定され、毎年2回のペースで後方互換を維持したままリリースされています。またそれに加え、近年では互換を保ちやすくするための機能がいくつか導入され、当面は2.0がリリースされることはないとGoチームが明言しています。例えば、1.22ではfor文の仕様が変わりましたが、1.21ですでに導入されていた互換性の強化によって、破壊的変更には繋がらずリリースできました。

Goに限らず、ソフトウェアを開発する上で互換性を保つことは重要で、ちゃんと意識することで、大胆なアップデートやリリースを行え、よりユーザに高い価値を提供できます。

本セッションでは、Goがどのような意図で1つ1つの機能を積み上げて後方互換性を強化したのかを紹介します。Goに親しんでいる人やそうでない人も、一緒に後方互換性からプロダクトの未来を作る方法を学びましょう。