アジャイル開発を諦めないためのScrum@Scale by roronya

YAPC::Hakodate 2024
トーク (20分)

アジャイル開発を諦めないためのScrum@Scale

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チームのメンバーが増えてくると、どうしても決まりごとが増えてきます。様々な事情に配慮しなければならないからです。それまでは気軽かつ柔軟に決められていた事柄が、段々と形式に則ったミーティングでの意思決定プロセスが敷かれて、気がつくと当初の俊敏性は失われていると感じることがありませんか。
Scrum@Scaleは上記のような悩みを抱えるスクラムチームにとって有効なスケーリングの手段です。本セッションではリクルートのAirレジ オーダー開発チームのScrum@Scale導入のプロセスとその結果を紹介します。
多くのスクラムチームが直面するスケーリングに関する以下のような悩みに対してScrum@Scaleを実践する際の工夫をお伝えします。

  • 当初は職能横断だったスクラムチームが、チーム体制の拡大により職能分断されたチームになっていく
  • 複数のスクラムチームでの協業の難しさ
  • PO/SMの不足