Mutation Testingとは、プロダクションコードに対するテストコードがどれだけ十分に書かれているか?という観点から、テストコードの品質自体を評価するテスト手法です。
これまでのプロダクションコードの品質のみを担保するのではなく、一歩進んでテストコードの品質をも担保しようという比較的新しい観点です。
これを導入することで何がよいかというと、見かけ上のコードカバレッジが高く、全般的にテストコードが網羅できていたとしても、テストコードが正しく書けているとは限らないのですが、その部分を簡単に検出できるということです。
今回は「Mutation Testingとは?」という詳しいお話から始め、実際にMutation TestingをJavaScript,PHPに導入するまでの道のりや、その際に直面した問題点、その問題点をどうクリアしたか?なども含めてお話しできればと思います。