サービス運用を続ける中で、リリース時には負債でなかったものが、サービスの成長とともに環境が変化し技術的負債となることがあります。
ユーザーに価値を提供し続けるためには、変化に応じてシステムを継続的にリアーキテクティングすることが重要です。
本発表では、あらゆるジャンルの商品を扱う「商品比較サービス」の商品データベース再設計の実例を通して、リアーキテクティングの勘所についてお話しします。
課題抽出、要件定義、技術選定・設計、開発・データ移行の各フェーズで実施した取り組みと押さえるべきポイントを共有することで、皆様がリアーキテクティングする際の参考になればと思います。
ソフトウェアアーキテクチャに絶対的な正解はなく、トレードオフを分析して自分たちの状況に最適な選択肢を選ぶ必要があります。
本発表を通して、自身のシステムのアーキテクチャを再考し、新たな未来を切り開くきっかけになれば幸いです。