「エンジニアリング」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?
ソフトウェアエンジニアの方々は「コードを書くことだ」という考えの方が多いかと思います。
最近私が副業を始めたのは、HDMIケーブルの正しい繋ぎ方を誰も知らないほどアナログ中心な、小さな印刷会社。NASのデータ整理アドバイザーとして雇われた私の業務はもっぱら社長・支店長との会議で、PCに向かう時間はほぼありません。
PCを使っていないけれど、エンジニアとして働いている。普段ほぼ出会うことの無いこの状況が、私に気づきを与えてくれました。
本セッションでは、私が現在持っている「エンジニアリングは、手段でなく目的によって定義されるものである」という考えを、そこに至るまでの経緯やそれを活かすプラクティスと交えてお話しします。
このセッションが、みなさんと共に「エンジニアリング」を再考・議論するきっかけとなれば幸いです。