プログラミング言語AWK第2版の発売やシェルスクリプトのテクニックなどが以前に比べて多くみられるようになっています。一時的なスクリプトを作るには少々手間なコンパイル言語が普及してきたことや、さまざまなバックグラウンドを持った人でも読めるようなリンガフランカとしてこれらの軽量なスクリプト実行環境が用いられてきたと考えています。
しかし元々そのポジションにいたのはperlコマンドではないでしょうか? CGI時代の影響からかPerlはWebアプリケーションを書くための歴史的な言語であるという認識が広くみられますが、本来得意なのはテキスト処理です。またコマンド同士を繋げるグルー言語としても非常に有効に機能します。
このトークではawk,sedとの互換性、もしシェルスクリプトをPerlに置き換える場合などを例に、Perlを採用するメリット・デメリットを述べていきます。