■ 発表カテゴリ
・Tech: SREを支える具体的な技術や手法
・Practices: SREの実践例と得られた教訓
・Architecture: SREの視点からのシステム設計
・Future: SREの未来と新しいトレンド
・Case Studies: 実際の導入事例や失敗談
■ 発表概要(400字程度)
AI/LLMの可能性を知り、従来のやり方に疑問を感じました。AIの普及は開発・拡張速度を向上させるため、SREの考え方である「仕組み化・自動化によるスケール」をAIで実現する「AI-Nativeな次世代SRE」を目指すべきだと確信しました。
そのために、昨年10月から内製AI Agent「IBIS」(Incident Buddy and Insight System)の開発を開始。IBISは、インシデント対応の相棒となるAI Agentです。
本発表では、このIBISを軸とした我々の挑戦と得た経験、そしてSREの未来像についてお話しします。
■ 発表の詳細(1000字程度)
AI/LLMが世界を変えたこと、そしてこれからも変えていくことは、もはや多くの人にとって共通の認識だと思います。
では、我々SREは、このパラダイムシフトにどう向き合うべきでしょうか?クラウドの台頭やSREの誕生がそうであったように、今、新たな時代の幕が開けようとしています。
我々の答えは、AIの力を最大限に活用し、SREのあり方を再定義することでした。その挑戦から生まれたのが、内製AI Agent「IBIS」(Incident Buddy and Insight System)です。
インシデント対応中、ログの海に溺れ、原因究明に時間を浪費していませんか?
属人化問題や、オンコール対応およびインシデント管理にコストが増え続けているといった課題を抱えていませんか?
IBISは、まさにその課題を解決するために誕生しました。人間のSREsの相棒となり、様々なインシデント対応をサポートしていくことを目指しています。
本発表では、私たちがIBISの開発を通じて得た知見や、AI-Nativeなインシデント管理の全体像について、惜しみなく共有します。
2025年2月にIBISの存在を公表して以来、私たちは着実に開発を進めてきました。これまで伝えきれなかった、AI-Native化の最新の現状や、具体的な事例もご紹介します。
そしてメルカリグループが推進する「AI-Native Incident Managementプロジェクト」の全容もお話しします。
IBISを知っている方も、まだ知らない方も、AIと共に切り拓くSREの未来に関心を持っていただける内容になると思います。
■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)