■ 発表カテゴリ
・Practices: SREの実践例と得られた教訓
■ 発表概要(400字程度)
「トイル」
手作業で、繰り返されて、戦術的で自動化でき、長期的価値を持たず、システムのスケールに対して作業量も比例するという散々な作業のことです。
"トイル"という用語は、一見かっこよく聞こえますが、実際には誰もやりたがらない退屈で反復的な作業を指します。
トイルは蓄積されることで、システムの効率を低下させ、ある時点で大きな問題となって襲いかかってくることが多いです。
これに対して、以下の3つを中心にどう立ち向かったかを紹介します。
・複数あるトイルに対してのトリアージ
・具体例を交えた改善例
・改善から得られた組織への影響
また、全社的に「やったほうが良いと思っているが、自部署の仕事ではない」と思うようなことを解決するために新設されたソリューションチームの例を交えつつお話しします。
■ 発表の詳細(1000字程度)
■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)
SREとしての経験を通じて、日常のオペレーション業務において、「トイル」が生産性とエンジニアのモチベーションにどれほど大きな影響を与えるかを何度も目の当たりにしてきました。
私たちはしばしば、目立つ成果物やプロジェクトに目を向けがちですが、その一方でトイルのような地味で見えにくい仕事がいかに重要かを強調したいです。
トイルの撲滅に取り組むことで、全体の生産性を向上させるとともに、エンジニアの幸福感も大幅に高めることができると思っています。同じ悩みを抱える多くのエンジニアに対し、有用な知識と具体的な改善方法を提供します。