2,000万ユーザーを支えるSREチームの6年間のスクラムのカイゼン by HonMarkHunt

SRE Kaigi 2025
採択
2025/01/26 15:05〜
ルーム B
セッション(30分)

2,000万ユーザーを支えるSREチームの6年間のスクラムのカイゼン

HonMarkHunt HonMarkHunt HonMarkHunt
4

■ 発表カテゴリ
募集要項( https://www.notion.so/srekaigi/SRE-Kaigi-2025-CfP-0939fcd968a74bddaebdbf638a957ab9 ) にある6つの発表カテゴリからお選びください

・Culture: SRE文化の醸成と組織変革

■ 発表概要(400字程度)

『家族アルバム みてね』(以下、みてね)は2015年のリリース以降、現在ではグローバルで2,000万人以上の方々にご利用していただいております。
そんなみてねの安定稼働を支えるためSREチームが2018年に発足しました。

チーム発足時から現在までアジャイル開発/スクラムを取り入れて開発を進めてまいりましたが、サービスの成長や組織の拡大に伴いSREチームの課題・体制も大きく変化してまいりました。
試行錯誤しながらカイゼンを続けてきたみてねのSREにおけるスクラムの実践の歴史をお話しします。

■ 発表の詳細(1000字程度)

以下のような発表を想定しています。

◻️ みてねのSREチームの概要
まず、どのような組織・チーム体制をとっているかご説明します

◻️スクラム導入の経緯
なぜスクラムを採用することになったのか、また現在はどのようなモチベーションでスクラムを採用しているかついてご説明します

◻️スクラムの変遷
サービス・組織の変遷に合わせてたくさんの課題が生じてきましたが、それに合わせてスクラムのプロセスをどのように変更してきたかについて説明します。
主にツールの変遷、組織体制の変遷、マインドの変遷にフォーカスして時系列でお話しさせていただき、最終的に現在どのような形で開発しているかについても紹介する予定です

◻️ SREがスクラムを行う難しさに向き合う
SREはさまざまな原因からスクラムとは相性が悪いと言われていますが、みてねのSREチームも同様に様々な課題に衝突してきました。それぞれの課題にどのように対応・取り扱っているかについてお話しします

主なトピックはこちらになります

  • 不確実性(差し込みタスク)と向き合う
  • HOWの固定化されたタスクと向き合う(アップデート作業など)
  • 他チームとの協業と向き合う

◻️現在の課題
最後に今現在抱えている課題に感じていることとそれに対する向き合い方についてやこれまでの取り組みをチームメンバーがどのように感じているかなどについてお話します

■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの

チーム開発をしているSREの方々全般が対象で、スクラムを採用している方々は自分たちのチームと比較して、採用していない方々は導入の検討材料として参考にしていただけるのではないかと思います。

■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)

スクラムには完全な型はなく、実際のチーム・組織に委ねられるケースが多いと思います。特にSREは他職種に比べてスクラムの導入・浸透が難しいと言われています。
そんな中で他社のSREの具体的に実践した試みなどはブログなどで発信されることは多いですが、開発体制やスクラムの進め方そのものの知見が発表されることはそんなに多くないと感じています。
今の自分たちは(ある程度)納得のいく形でスクラムを進めていけているという自信があります。悩んでる方々へ1つの事例としての参考になればと思い応募させていただきました。