■ 発表カテゴリ
■ 発表概要(400字程度)
MOSH株式会社(以降MOSH)は監視SaaSとしてSentryを採用していて、フロントエンド・バックエンド両方でエラーが発生するとSlackに通知される仕組みになっている。
しかしMOSHのSentryのエラーはまったく整理されていないため狼少年化していたことやSentryが起票したエラーのトリアージを1人しか行っていない状態だったため様々な課題を抱えていた。
エラー通知の対応体制が弱いとバグによってプロダクトに障害が発生していたりUXが悪化していることに気付くことが出来ずに改善のサイクルを回せないといった状況に陥ってしまう。
この状況になっていることを組織課題として捉え、現在進行形でエンジニア全体でエラー対応を行えるように様々な取り組みを行っている。
本稿では課題があるエラーの対応体制から様々な取り組みを行ってチームの意識を引き上げ文化を醸成していった方法や投稿者が得た知見について話をする。
■ 発表の詳細(1000字程度)
◯ 背景
MOSHは「情熱をめぐる経済をつくる」をミッションにクリエイターがWeb上に店舗を作成し、スケジュールのマッチングやスキル・コンテンツの販売、会員向けページなどを提供しているWebサービスである。
MOSHではフロントエンド・バックエンド共にエラーの監視をSentryというエラー監視SaaSを通して行っていて、エラーのIssueが発生すると全てSlackのエラーチャンネルに通知される仕組みになっている。
◯ 現状
以下のような状況でその人が対応してくれているので他の人は完全に任せきりな状態になっていた。
◯ 課題
上記の状態から投稿者は以下を課題として捉えた。
◯ 取り組み
現状の課題を受けて以下のような取り組みを現在も行っている最中である。
当日の発表でエラー確認会を通して得た知見・失敗談・改善する取り組みなどについて深堀りをおこなったり、開発チーム全体にエラーを確認して修正する文化をどのように作ろうとしたかの話をする。
■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの
対象聴衆
得られる知見
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)
MOSH内での事例を紹介して文化の醸成をする手法について聴衆の方に感じ取ってもらえるものがあれば嬉しいと思いがあります。
また文化の醸成は難しく今ある組織の文化によってアプローチする手段は仕組みで対応するドライな方法から個々人に焦点を当てて響く言動を投げかけるウェットな手法まで様々な幅があると考えています。
Ask the Speaker中に議論や意見交換を行うことでそれぞれの組織の背景を理解し、どのような手法が効果的だったのかを知ることでお互いにより良い方法を発見して改善できる場に出来ればと良いな思っています。