■ 発表カテゴリ
募集要項( https://www.notion.so/srekaigi/SRE-Kaigi-2025-CfP-0939fcd968a74bddaebdbf638a957ab9 ) にある6つの発表カテゴリからお選びください
・Practices: SREの実践例と得られた教訓
・Culture: SRE文化の醸成と組織変革
■ 発表概要(400字程度)
エンジニア20名、社員数60名程度の組織で2つのサービスを運営していたような会社で。
「Googleが提唱するような大規模な会社にしかSREは必要ないんじゃない?」という意見がエンジニアでも主流、ビジネ\
スではその概念すら無かった中。
少しずつ考え方を取り入れたり、プラクティスを実践してきた経験を通して。
小さな会社でもサービスの信頼性をあげてより多くの価値を届けるために必要だということをお話したいです。
■ 発表の詳細(1000字程度)
インフラエンジニア不在でアプリケーション開発者が片手間にAWSの開発環境・プロダクション環境を管理する中。
開発効率をもっとあげよう、ということを発端にインフラエンジニアを置こうという話になり、私自身に白羽の矢が立ちました。
私自身がアプリケーション開発やそのサービス運用も担ってDevOpsをちょこちょこと実践していたので、旧来のインフラエンジニアにとどまらずサービスの信頼性を上げてより多くの価値を顧客に届けるにはSREの考え方を導入していくのがいいのでは、と考えてSREチームを立ち上げることにしました。
社内で開発チームのなかまやサービス運営チーム、経営層に必要性を説き、実践に移してきた過程。
トイル化していた運用タスクをコードを書いて軽減してみたり。
マネージドサービスの効用を説いて運営チームを説得してみたり。
SREの考え方をISMS運営に持ち込むことで経営層にもその効果を見えるようにしたり。
といった実例をお話し。
また、その過程から見えた課題をこれからどのように解決していくかという考え方を共有したいです。
■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの
これからSREチームをたちあげようとしている人たちにひとつのやり方を提示できます
小さな会社でビジネス的な面からのSREの効用を説得する材料にできるのではと思います
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)
自身の試行錯誤のときに、特に規模感で「どうすればいいのか」「やりようはあるのか」で困ったので、いま困っている人、これから試していきたい人に共有してみたい。