■ 発表カテゴリ
・Architecture: SREの視点からのシステム設計
■ 発表概要(400字程度)
サービス信頼性向上の為のボトルネックは、サービスのアーキテクチャ自体の見直しなくしては解消できないことがあります。
品質保証エンジニアリングプラットフォームAutifyのSREチームは、プロダクトのコアに手を入れなくても最適化できるコスト効率化を終えた後、コスト効率化・潜在的なセキュリティ課題解消のため、Kubernetesへの移行、Karpenterの導入、MLワークロードが稼働するGKEクラスターの運用改善、そして、SPOFを解消するリアーキテクチャリングに取り組みました。
テスト自動化ツールのインフラストラクチャは典型的なWEBサービスとはトラフィックやスケーリング要件が異なるため、教科書通りのクラウドネイティブ技術の適用では収まらない面白みがあります。本セッションで紹介される事例は、独自性のある事例であるともに、様々なサービス開発現場で再利用可能なナレッジとなるでしょう。
■ 発表の詳細(1000字程度)
本セッションは、品質保証エンジニアリングプラットフォームAutifyを題材に、サービス信頼性向上のために実施してきたリアーキテクチャリングに焦点をあてます。
Autifyは2019年にサービスローンチ後、顧客数に比例して増加するインフラコストや、複数のサービスインシデントから、アーキテクチャ自体にいくつか課題があることが明瞭化してきました。以下、SREチームによって実施されたアーキテクチャ課題を抜粋、エッセンスを議論します。
これらは、Autifyという、いちSeries-Bグローバルスタートアップに留まらない再利用可能なナレッジとして共有します。
■ 対象聴衆とその人たちが得られるもの
本セッションを通じて以下が得られます。
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)