■ 発表カテゴリ
募集要項( https://www.notion.so/srekaigi/SRE-Kaigi-2025-CfP-0939fcd968a74bddaebdbf638a957ab9 ) にある6つの発表カテゴリからお選びください
・Tech: SREを支える具体的な技術や手法
・Practices: SREの実践例と得られた教訓
・Architecture: SREの視点からのシステム設計
・Culture: SRE文化の醸成と組織変革
・Future: SREの未来と新しいトレンド
・Case Studies: 実際の導入事例や失敗談
■ 発表概要(400字程度)
SREの提唱をきっかけにポストモーテムカルチャーが浸透しはじめ、個々のインシデントに対する改善が進みつつあります。一方で、インシデント対応のプロセス全体の改善にはなかなか着手できていない組織が多いのではないでしょうか。
本講演では、データドリブンなアプローチを用いたインシデント対応プロセスの改善手法について解説します。
具体的には、ベストプラクティスに基づてインシデント対応プロセスにおける各マイルストーン(発生→検知→認知...)を整理し、各フェーズ間でのTTXメトリクスの活用方法を説明します。
また、システムの迅速な復旧だけでなく、組織間の連携や顧客とのコミュニケーションも重要であることにも触れながら、インシデントコマンダーやコミュニケーション担当(Liaison)など、さまざまな役割にも焦点を当てつつ、組織全体のインシデント対応能力を向上させるためのアプローチを提案します。