■ 発表カテゴリ
・Practices: SREの実践例と得られた教訓
・Culture: SRE文化の醸成と組織変革
■ 発表概要(400字程度)
2021年、一人でプロダクトSREの取り組みを開始しました。 https://speakerdeck.com/vtryo/how-to-start-sre-in-a-product-team-all-by-yourself
それから3年が経過し、プロダクトやチームの成長に伴って求められるSREのスキルセットの変化や、SREのあり方自体にも大きな変革がありました。
本セッションでは、一人SREから始まり、サービスの成長と組織の変化でどのようにSREも変化していったか。60以上のサービスが直接的、間接的に連携し合う規模の環境ならではのSRE活動の特徴も踏まえて紹介します。
■ 発表の詳細(1000字程度)
あなたが一人目のSREだった場合、どんなことから始めるでしょうか。
そして、その一人目のSREにはどんなスキルセットが求められるのでしょうか。
ではチームが拡大したとき、あなたは次にどんなSREに来てほしいですか。
チームが安定しプロダクトが成長してきたら、どんなSREチームになっているのが良いのでしょうか。
3年を通じて見てきたことは、プロダクトのフェーズ、チームのフェーズ、企業のフェーズによってSREのあり方は変わるのだということです。
一人目のSREに求められることは、思い切った決断や意思決定の速さ、それから浅くとも広い経験かもしれません。
しかし5人〜10人とチームが拡大すれば、そこで求められるのは狭くともより高い専門性やチームワーク、慎重であっても的確な意思決定だったりします。
本セッションでは主に次のようなことについてお話します。
■ 対象聴衆とその人たちが得られるも
■ なぜこのトピックについて話したいのか(モチベーション)
ある程度この仕事をしていると、「自分はSREとしての価値を発揮できてないのでは」と悩むことがあります。それにはスキルセットが合わなかったり、文化が合わなかったり、様々な要因があると思います。
これは自分がSREとしての向き不向きではなく、組織やプロダクトフェーズによって得手不得手の場面が異なるからだろうと考えました。
その根拠が、3年間で変化を遂げたSREチームの歩みです。
これを読んでいる方にも同じような感覚があるのではないかと考えています。昨今多様化したからこそ、どのフェーズのSREとしてフィットするのかを確認できる機会になればと思います。