「フレームワークに依存するなと言っても、フレームワーク移行なんてほぼ起こらないのでは?」
そう思っていた頃が私にもありました。では、いま使っているフレームワークが開発停止になったらどうしますか?
かつて、symfonyはv1.4で開発を停止し、Symfony v2.0という名前で全く新しいフレームワーク(Symfony v2〜最新のv7は連続性があり、v1のみ別)に生まれ変わりました。
維持されたのは名称とMVCアーキテクチャベースであることだけ。使い方も、考え方も大きく変わってしまいました。当然、symfony v1を使ってアプリケーションを開発していた世界中の開発者は大混乱。
「ほぼ起こらないのでは?」と言われつつも、私がフレームワークに依存しない開発を求めてしまう原動力となっている当時の大混乱をふりかえり、フレームワークに依存しないことのメリット・デメリットと現代でのやり方についてお話します。