私たちのチームが手がけるLaravelで構築されたサービスは、Layered Architectureを採用しており技術ごとにクラスやフォルダを分けていました。
6年以上運用されているこのサービスでは、アプリケーションの拡大に伴いディレクトリ構造が複雑化し、新機能追加時に複数のレイヤーにまたがる変更が必要となるなど、コード修正の困難化や影響範囲の肥大化といった課題に直面していました。
この課題を解決するために、私たちは機能ごとにクラスやフォルダを分離する考え"Package by Feature"という設計手法を採用しました。
本トークでは、術ごとの分離ではなく、機能ごとにコードを分離することで得られるメリットと、その実践例を実際の適用事例を通して共有します。
本トークを通じて、よりスケーラブルで保守性の高いコードベースを構築するための手がかりを共有できたら幸いです。