迷子になったビジネスルールを救え!DDDを採用しているプロダクトでどこまでをドメインモデルで担保するべきか by NobleNomad

PHPerKaigi 2025
ルーキーズLT(5分)

迷子になったビジネスルールを救え!DDDを採用しているプロダクトでどこまでをドメインモデルで担保するべきか

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現在、我々のプロダクトではDDD(ドメイン駆動設計)とレイヤードアーキテクチャを採用しています。
しかしメンバー変更や技術的制約などの背景から、コントローラにビジネスロジックが散らばる・重複判定がDBのキー制約に依存しているなどの課題が発生しています。
これにより、コードの凝集性が損なわれ、責務が不明確になり、保守性や拡張性の低下を招いていました。

本トークでは、「ビジネスルールのうちどこまでをドメインモデルで担保すべきか?」という問いを中心に以下のポイントをお話します。

  • ビジネスルールが散らばることでDRYやSOLID原則に反してしまい、結果起こり得るリスクと影響
  • ドメインモデルに担保させるべき責務の境界線はどこまでか
  • 責務を整理し、ドメインモデルを中心とした設計を再構築するための”Package By Feature”などの具体的なアプローチ

このセッションを通じて、ドメインルール整理の重要性を理解し、設計上の責務分担を考える時の具体的な指針を共有し、皆様のプロジェクトに役立てていただければ幸いです。