PHPerKaigi 2025
LT(5分)

リアルISUCONの戦い方

9rokirishima くろきり 9rokirishima
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ISUCON(Iikanjini Speed Up Contest)とは年に1度開催されるチューニングコンテストで私自身毎年参加しています!
遅いプロダクトを限られた時間内でチューニングしていき速度が上がっていくのを体験するのはとても楽しいです。
しかし実際に同じような状況が仕事で発生したとしたらどうでしょうか。。

顧客の要求している性能を満たせていないプロダクト、迫る納期、頻繁に連絡してくるクライアント。
やることは同じチューニングなのに冷や汗しかかかない状況に残念ながらしばしば直面することがあります。
ISUCONでは改善に失敗しても良い経験だったで終わりますが現実だとそうはいきません。
制限時間(納期)までに必ず「顧客が求める性能」をクリアしないといけない。
まさにリアルISUCON状態になった時、皆さんはどうするでしょうか?
実際のISUCONと同じように計測してボトルネックを治す。インフラ構成を見直す。対応は色々あると思います。
大会と現実で違うのはサーバーそのもののスペックアップを行う、仕様や画面設計そのものを再検討するなど顧客の要求をクリアするために広範囲の手段を取れることだと思います。
そして大会と同様システムそのもの改善も行いながら達成のために様々な手段を用いて顧客の要求を満たしていきます。

このトークでは、悲しくも現実でリアルISUCONが始まってしまった場合の私なりの戦い方をお話しします。