「Testing Pyramid(テスティングピラミッド)」皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
テストレベルごとにテストの量(数・実行)を上層ほど小さく下層ほど大きく(ピラミッド型に)すると良いというコンセプトです。
一方、React Testing Libraryの作者であるKent C. Dodds氏は「Testing Trophy(テスティングトロフィー)」というインテグレーションテストに最も重点をおいたテストコンセプトを提唱しています。
発表者はあるAPIサーバの開発にあたり設計時点でテスティングトロフィーを目指す決定をしました。
本発表では「なぜそれを目指したのか(選択したアーキテクチャからテストコンセプト決定まで)」「いかにそれを実現していったか(インテグレーションテストを軽量に追加する仕組みでコストに対抗する)」について紹介したいと思います。