今更聞けない?N+1 問題を生み出さないためのコードの書き方と生まれてしまったコードの直し方 by めもり〜

PHPerKaigi 2021
レギュラートーク(20分)

今更聞けない?N+1 問題を生み出さないためのコードの書き方と生まれてしまったコードの直し方

m3m0r7 めもり〜 m3m0r7
8

みなさん N+1 問題ってご存知ですか?DB への接続をループ分で N 回実行し、+1 はカウントで全件数を取ってきたりすることを総称して N+1 問題というかと思います。他にもループ分で N 回実行しているコードだけのものも総称して N+1 問題と言ったりしますね。言葉の真意は神のみぞ知るですが、概ねこういった理解の方が多いのではないでしょうか。もちろん N+1 は DB に限らず外部リソースへの接続も同様と理解すべきです。外部リソースといえばキャッシュ用の Redis もそうですし、全文検索エンジンの Elasticsearch も同様です。1 回の接続であれば目を瞑ることもできますが、ウェブアプリケーションとして稼働している場合、そういうわけにもいきません。そして、N+1 問題はパフォーマンスチューニングにおいて重要なファクターの一つにあげられることも多いかと思いますが、具体的な改善方法は中々調べても出てきません。そこで、本トークでは N+1 問題をそもそも生み出さない方法はどうするのか、既存のアプリケーションから N+1 問題を改善するためにはどうしたらいいのか、といった今後あなたが開発をしていく上での一つの引き出しになれるようなトークを私の今までの経験を交えてできればと思います。