今話題のSwooleはPHPにイベント形式の非同期処理をエクステンションという形で導入することができます。これを利用することで、PHPのフレームワークを高速化してみようと試みます。一般に、フレームワークや外部ライブラリを利用していると、それらのソースファイルを読み込むために多くの時間がかかるようで、Swooleを使ってイベント形式のサーバを建てることで、この読み込みコストをほぼゼロにできると期待できます。今回はLaravelを例に取り、Swooleによる高速化の導入、及び、Swooleによってどれだけ高速化できたかを、apacheやfpmなどの別の形式のサーバと比較します。また、Swooleの導入によって発生する問題についても言及します。